今日はバイオリンのE線の選び方についてです。
こごのE線の特徴について書く前に、良くなるE線とは何かを書きたいと思います。
よくきんきんしないE線がいいという人がいらっしゃいますが、それは逆でE線特有のキンキンとした感じこそが音を遠くまで飛ばしてくれるのです。耳元で柔らかい音・まろやかに聞こえる音を奏でる弦は離れて聞くと音がやせて聞こえてしまいます。芯のない音に聞こえます。
E線を買う上での注意点あまり人気のない店で買わないこと。人気のない店で買うとさびていることが多い。見て所々黒かったり、ざらついていたらさびているということです。音が響きにくくなりますし、切れやすいです。さびているのがわかったら、交換してもらうか返金をお願いしてください。
ゴールドブロカットたいていの楽器できらびやかな良く通る音を出します。特にドミナントをADGに張っている楽器と相性が良いです。楽器によって、0.26と0.27どちらが合うかが違います。ほかの弦とのバランスを見て決めると良い。300円ほどの弦なので両方かって弾き比べると良いでしょう。
オリーブこれは一本1800円ほどする高級弦です。金メッキされており、音がひっくりやすいといわれますが、ちゃんとしたボーイングをしていれば全く問題ないです。艶やかで優雅で、きらびやかな音を奏でる弦で、音量もあり、値段が高いことを除けばすばらしい弦です。
ゴールデンスパイラルソロ heavyアメリカダダリオ社の弦です。最近パッケージが変更され、包み紙がビニールになったのでさびにくくなり、良い状態で長く保管ができるようになりました。この弦は、すばらしく音量がありきらびやかで、遠くまで良く通る芯の詰まった音を出します。オリーブほどの優雅さはないですが300円程度という値段を考えればもっともおすすめする弦です。間違えてはいけないのが、ゴールデンスパイラルではなく、ゴールデンスパイラルソロのそれもheavy tensionというところです。
ヤーガーjargar チェロの弦として有名なヤーガーですが、バイオリン弦はどうだろうということで買ってみたら、ゴールデンスパイラルソロとオリーブの中間のような音で万能選手です。お値段も中間の900円ほどです。ぴんと張った音の中に優雅さがあるのが特徴です。
ウエストミンスター繊細で表現力豊かな弦です。微妙な弾き手側の意識、ボーイングの変化が音に素直に出ます。小品を弾く場合にはおすすめできます。しかし、フルオーケストラで弾くには音が小さいでしょう。
ドミナントあまり使っている人は見ません。悪くはないのですが、コストパフォーマンスを考えれば別の弦を使った方が良いでしょう。
ピラストロ no1癖のない優等生タイプです。音量もありオケで使うには申し分ないでしょう。オーケストラに対する音の溶け込み方も自然です。あまりいうことはありません。
カプランソリューションひっくりかえりにくいということが売りの弦で、たしかにまずひっくり返らないです。その反面、音量には欠け、あまり魅力のない弦です。音色もよく言えば渋く、悪くいえば優雅さがないです。あまり使うことはないでしょう。
以上、定番だと思われ使ったことのある弦を列挙してみましたが、まずは自分の楽器に張ってみて弾き比べてみることです。それだけではなく、10m位離れて他人に聞いてもらうことも重要です。耳元と遠くでは音の響きが違う場合が多々あります。
参考にしていただければ幸いです。
posted by taishi at 00:12|
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